リーズナブルなエントリーモデルとして人気を獲得し続けてきたロレックス「エアキング」は、2016年発売モデルで本格パイロットウォッチとして生まれ変わりました。
ロレックス エアキングは「オイスター パーペチュアル」コレクションなどと並び「エアキング」コレクションに分類されますが、エアキングはペットネーム(愛称)であり、
正式には「オイスター パーペチュアル エアキング」と呼びます。
ロレックスは1926年に世界初の防水腕時計「オイスター」を発売し、31年には世界初の自動巻きメカニズム「パーペチュアルローター」を開発しました。
ここに「オイスター パーペチュアル」の原型が誕生し、以降のモデルにはさまざまなペットネーム(愛称)を与えています。
53年には「エクスプローラー」と「サブマリーナー」、63年には「デイトナ」が発売されましたが、「エアキング」が登場したのは40年代です。
エアキングは現行コレクションの中で最も古いペットネームであり、初代オイスターの直系であるオイスター パーペチュアルに次いで歴史の古いコレクションとなります。
エアキングは1940年代に誕生し、50年代に発売されたモデルで象徴的なロゴを獲得しました。
その後さまざまな派生モデルを生み出したものの、2014年にはエアキングのロゴが一斉に消え、事実上の生産終了となりました。
しかし、2年後の16年に大きく様変わりして復活を果たしています。