ダイヤモンドは、地下深くにある炭素に熱と圧力が加わることで生成されます。ちょっとした熱や圧力というわけではなく、非常に高い温度と圧力が必須条件です。
またダイヤモンドは、世界で最も硬い石としても有名で、他の鉱物と擦り合わせても傷つくことがありません。
そのため、和名では金剛石(こんごうせき)と呼ばれ、極めて硬いという意味を持っています。
ただし、粘り強さや伸びといった靭性は高くないため、割れることもあります。
では、同じく炭素で作られる鉛筆の芯の黒鉛はやわらかいものの、なぜダイヤモンドは硬いのでしょうか。
それは構造に違いがあるためです。ダイヤモンドは、共有結合という特殊な構造をしており、炭素原子同士が強く結びついています。
反対に鉛筆の芯の黒鉛は、シート状の結晶構造のため、やわらかいというわけです。
ダイヤモンドの歴史は古く、現在見つかっている最古のダイヤモンドは、約45億年前にできたものとのこと。
つまり、人間が誕生する前からダイヤモンドは存在していることになります。
ダイヤモンドが発見されたのはインドの河川でした。
紀元前4世紀頃から取引されていましたが、当時は価値を評価されておらず、ルビーの8分の1ほどでした。
ダイヤモンドの価値が見出されたのは、1475年頃からです。
この頃に研磨法が確立され、ダイヤモンドを磨くと美しくなることがわかり、ダイヤモンドの魅力が広まったというわけです。
そこからダイヤモンドの発掘はブラジルで始まり、一大産地となりました。
その後、南アフリカで発掘が始まり、現在では、ロシアやオーストラリアでも発掘が行われています。