ツヤのある深緑色がオリエンタルな魅力のある翡翠(ヒスイ)。
ヒスイは他のジュエリーと違い、身に着ければ身に着けるほど美しくなる宝石と言われてます。
理由は、肌の油分がヒスイの表面ツヤを増してくれるからといわれています。
宝石には皮脂などが大敵ですが、ヒスイはその逆。
乾燥に弱く、表面の油分が蒸発すると白く変色してしまうこともあるため、身に着けたり触る機会が多いほど美しい色になるとされてます。
縄文時代には縄文人がヒスイの加工、新石器時代には武器や道具、装飾品として使用されていました。
ヒスイは中国のイメージが強いですが、ミャンマーから中国へ渡ったのは1700年代後半頃。
中国のジェイドはネフライト(軟玉)が主で、彫刻の置物・装飾品に使用されたり、
不老不死の力が宿るとされ、死者と共に墓に埋葬されたりしていました。
ヒスイは西太后が愛した石としても有名です。