様々なスニーカーを展開するナイキですが、ナイキを一躍有名にしたのはランニングシューズに採用された「ワッフルソール」と言われています。
金属を使わないスパイクシューズの開発に取り掛かっていたビル・バウワーマンが、妻が出した朝ごはんのワッフルから着想を得て、ナイキのシューズへと落とし込んだそうです。
このワッフルソールは、一辺が約5mm程度の正方形の突起を採用したトレッドパターンで、滑りやすい路面でもしっかりとグリップ力を発揮。
さらに地面を強く蹴れることから、ランニングシューズでもっとも大事なスピードをアップさせることに成功しました。
スニーカーにおける世紀の大発明と言えるこの画期的なシステムは、ナイキをトップメーカーへと押し上げ、ブランドを象徴するアイコニックなディテールの一つとなりました。