ルイヴィトンが誕生したのは1854年のことです。フランスのアンシェイ村で誕生したルイ・ヴィトンが、パリのカプシーヌ通りに旅行かばんの専門店を開きました。
誕生当初はトランク型の旅行かばんを販売していたルイヴィトンは、1924年にコットン素材の折りたためる旅行用ボストンバッグ、キーポルを発表します。
手軽に持ち運びができることや折りたためばスーツケースに収納できることから、人気を集めました。
1930年になると、キーポルを元にスピーディが誕生します。当時は自動車が一般に広がり始めており、自動車の助手席に置いて持ち運べるボストンバッグとして発表されました。
ちなみに、誕生当時は「エクスプレス」という名前でしたが、のちに「スピーディ」へと変更されています。
スピーディのなかでも一番コンパクトなスピーディ25は、ボストンバッグにしては小さいのでは?と感じるかもしれません。
しかし、収納力を左右するマチが15cmもあるため、見た目以上の収納力があります。
また、底が平らになっていることで、荷物も探しやすいでしょう。
また、キーポルのコンパクト版であるスピーディは、折りたたむこともできます。
収納力がありながら、使用しないときは折りたたんだまま持ち歩き、必要に応じて使用できるという便利さも魅力です。