LOUIS VUITTONのダミエラインは、1888年ブランドの2代目で創業者の息子であるジョルジュ・ヴィトンが考案しました。
誕生のきっかけは模造品の防止です。発表当時、ルイ・ヴィトンのアイテムはその人気から模造品も多く出回っていました。
その模造品を防止するため、細かな市松模様を全面に施し『marque L.Vuitton deposee』の文字を入れたダミエを考案。現代に至るまで人気のラインとして支持されています。
しかし、ダミエが発表されても模造品は無くならず、ダミエの模造品さえ出回ることとなりました。
後にさらなる模造品対策として「モノグラム」が誕生し、模造品が減少することとなりました。
LOUIS VUITTONのダミエの特徴は、市松模様のような細かなパターンの上にブランドロゴが描かれていることです。
この繊細なデザインは発表当時から高く評価され、発表翌年の1889年に開催されたパリ万国博覧会でもヴィトン社に金賞が与えられました。
以降、ダミエはバッグや財布だけでなく、ベルトや靴など幅広いアイテムが展開されています。
その洗練されたデザインは世界中に広まり、ダミエはひと目で「ルイ・ヴィトンのアイテムだ」とわかるほどヴィトンの象徴的ラインになりました。
ダミエはシンプルで、老若男女が使いやすいデザインであることも魅力の1つで、ダミエのアイテムにはメンズ向け・レディース向けだけでなく、
カップルがお揃いで持てるようなユニセックスなアイテムも多数存在し、プレゼントやペアアイテムとしても選びやすいラインです。