適度なトレンド感を持ったショルダーバッグが、比較的手頃な価格で手に入るとあって人気の高いキプリング(Kipling)は、
1987年のベルギー第二の都市といわれるアントウェルペン(アントワープ)で創立されたバッグブランドです。
日本国内では2001年ごろから本格的に展開。三栄コーポレーションで100%出資されたL&Sコーポレーションが正規総代理店を務め、2013年には表参道に旗艦店をオープンさせています。
キプリングのショルダーバッグといえばブランドのシンボルとも言えるモンキーチャーム。
ポップでカジュアルなカラーやファンタジーな雰囲気、これらはブランド名の由来となった小説家”ランヤード・キプリング"の代表作である"ジャングル・ブック"からインスパイアされています。
キプリングに対するイメージを調査すると、不思議なことに「デザイン自体は若いけど30代〜40代の人がもっているイメージ」という意見が多い様です。しかし、ここ最近はキプリングというブランドのイメージも変化してきており、徐々に若い世代の関心も高まっています。
またキプリングに対する意見でも最も多かったのは「ゴリラや猿などのチャームが壊滅的にダサい」という意見。
しかしチャームは外して使うのもアリなので、気になる人は外しても良いでしょう。
そんなキプリングのショルダーバッグはシンプルなデザインと軽さや丈夫さ、そして撥水性の良さなど機能的な面の表も高く、ヨーロッパらしい保守的なデザインも人気を得ています。
ルイヴィトンやシャネルなどのブランドと比べて知名度がそれほど高くないにもかかわらず、ショルダーバッグに関する掲示板などを調べているとキプリングの名前が頻繁に見受けられるようになってきているあたり、表参道の旗艦店をキッカケに日本国内でも注目されてきているのではないか、という印象を受けます。