K18 5連ネックレスを買い取らせていただきました。

世界共通の資産価値である「金」の価値は、どのように決まるのでしょうか?

今回は、世界基準となる金の価格についてご紹介します。

金の価格には、世界基準となる「国際価格」というものがあります。

金そのものの価格は、ほとんどこの国際価格に連動していますが、運送コストなどの諸経費や売買マージンの違いにより、金の価格に違いが出ます。
金相場は世界最大級の金買取市場である、イギリスのロンドンでの取引価格を基準としています。

その取引価格の単位は、「トロイオンス」と呼ばれるドル価格が使われます。

トロイオンスは、宝石や貴金属を量るときに使用される単位で、グラムに直すと、1トロイオンスは31.1035グラムになります。

金は、1日24時間、常に世界中のどこかで売買されています。

よって、そこで決まる金価格は動き続け、1日の内に数回、金相場価格が変動することも珍しくありません。

1日はシドニー市場から始まり、東京、香港、シンガポール、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨークと順番に、各国の市場が開いていきます。

最後のニューヨーク市場が閉まる頃に、翌日のシドニー市場が開くことになります。

金の2大市場であるロンドンとニューヨーク。

その一つに数えられているロンドン市場は、金の現物取引を行っています。

その全体の値動きを代表する価格となっているのが、「LMBA(ロンドン貴金属市場協会)金価格」。

LMBAでは1日2回、ロンドン時間の午前10時30分と午後3時に、金のスポットを決める値決めを行っており、この価格が新たな指標価格となっています。

ニューヨークは金の先物価格で、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の金先物価格が、指標価格となっています。

ニュースでよく取り上げられているドル建ての金価格は、この取引所で決められた金の先物価格を指している場合がほとんどです。