トロッターラインは、2001年の秋冬コレクションで発表されたいわゆるモノグラムのライン。
「Dior」のロゴが全面的にあしらわれたデザインは、ディオールの1990年代後半から2000年代にかけて
その才能をいかんなく発揮した奇才ジョン・ガリアーノによって手がけられたもの。
もともとオートクチュールを中心としてエレガントなスタイルで発展してきたディオールを一気に路線変更したのもこの時代だったといえるでしょう。
ルイ・ヴィトンのモノグラムやグッチのGGキャンバス、コーチのシグニチャーなどこうしたモノグラム柄というのは、ブランドが前面に出ており、
好き嫌いが分かれるところもありますが、好きな方にはたまらないデザインなのではないでしょうか。
実際トロッターが発表されると同時に瞬く間に人気となり、本当に一瞬でディオールの定番ラインとしての地位を不動のものにしてしまいました。
ディオールとコーチを比べるのは、あまり適切ではないかもしれませんがちょうどシグネチャーが発表されたのと同時期になっています。
2006年に惜しまれながらも廃盤となってしまっていますが、以降も根強い人気を誇っており、現在でもディオールと聞いてイメージするデザインとして
トロッターが浮かぶ人も多いのではと思います。