シャネルのキャビアスキンとは、「スキン」の名のとおり、革製品の一種です。
一説によると、食材としてのキャビアに由来するとされており、キャビアスキンはチョウザメの革だと噂する人もいます。
確かに魚類の革を素材に使ったファッションアイテムもありますが、シャネルのキャビアスキンは、サメの革ではなく、牛の革を使用しています。
型押しの模様がキャビアに似ているという理由で、キャビアスキンという名前が付けられているのです。
実際にキャビアスキンシリーズを手に取ってみて最初に感じるのが、表面の固さ。
丈夫で長持ちすると言われるキャビアスキンは、ほかの素材と比べて表面が固めにできているのです。
少し固すぎるという方には、ソフトキャビアスキンがおすすめ。
手触りがなめらかになるよう加工が施されています。
また、革という性質上、重量感があります。
ずっしりとした重みが高級感を演出していると言えるでしょう。
キャビアスキンは人気アイテムであることから、残念ながら偽物が出回っていますが、本物との大きな違いは重量感にあると言われ、偽物は軽いものが多いようです。
キャビアスキンの質感を知るためには、一度、シャネルの定番のひとつであるラムスキンと触り比べてみると良いでしょう。