現在、金相場が高騰中ですが金の高騰は一時的に落ち着くとの見方が有力です。
すでに米国は利上げを実施済みであり、金利のつかない金の相場価格は下がりはじめています。
日本の円安も、政府と日銀による金融政策が効果を上げれば緩和するだろう、との見通しです。
このまま国内外の情勢が大きく悪化しない場合、金相場が上昇する動きは徐々に止まると見られています。
現状が急速に変わるとは考えにくいものの、今後数カ月から1年くらい相場価格は落ち着きを取り戻す可能性があります。
具体的な予想価格は、年内が8,500円台~8,900円台の間です。
また2023年は、しばらく9,000円台前半が続くと考えられています。
すぐ多くの投資家が金を売りに出すとは想定しにくく、いまの上昇傾向は次第に変化するとの意見が中心的です。
とはいえ短期的な予測は難しく、ウクライナ情勢に限らず不確定な要素は少なくありません。
そのため、専門家からは再び金価格が跳ね上がる可能性は否定できないと指摘する声も聞かれます。