日本で歴代発行された記念金貨はすべて純金製です。
ですが、世の中の金貨と名のつくものがすべて純金であるかといいますと、そうとは言い切れません。
金貨には純金製のものや、金に違う金属を混ぜた純金以外のものがあったりします。
なので世界各国すべての金貨が純金であるとは考えないようにしてください。
混じりけのない、金としての価値が一番高くなるのが純金製の金貨です。
その中でも御即位記念十万円金貨は純金製で重さは30gあります。日本国内で発行された金貨の中で一番質量のある金貨となります。
ちなみに他の記念金貨と比べてみますと昭和天皇陛下御在位六十年記念硬貨は重さが20g。
この30gという重さは純金の価値で考えるときに、現在では額面の十万円をゆうに超えるものなのです。