「響(ひびき)」は、サントリーのウイスキーの中でも、プレミアムブランドとして位置づけられている商品です。
日本人の繊細な感性と匠の技を結実させるというコンセプトのもと、長熟モルト原酒や長熟グレーン原酒を熟練のブレンダーがブラームスの「交響曲第1番」の第4楽章を
イメージして作り出しているといわれています。
サントリーの創業90周年にあたる1989年に「響17年」が誕生し、「響12年」や「響30年」など複数のラインナップから構成されたシリーズは、
ジャパニーズウイスキーの最高峰として世界中から評価されています。
現在、響は「山崎蒸留所」と「白州蒸留所」、それに「知多蒸留所」の3つの工場で作られた原酒をブレンドして作られています。
土地によって原材料や樽材、何よりも仕込みに使われる水が違うため、3つの工場で作られたウイスキーはそれぞれ違った特徴をもったウイスキーになります。
ブレンダーはそれら個性豊かな複数の種類の原酒たちを、それぞれの長所を伸ばしあえるように絶妙の配分でブレンドを行い、複雑で豊かな味わいを作り出しています。